まもなく8月末までの利用で、「JREポイントステージ」の判定時期になります。
JREポイントステージのステージ上げにあたって、なかなかステージ3、プレミアムにならない方、実は今の貯め方だと上位ステージに上がれないかもしれません。この記事では、ステージ3を目指すためにすることをまとめてご紹介します。
あまり公式ページには詳しく書かれていないので、それぞれご紹介します。
ステージ3以上を目指すためにすること
JREポイントステージの「ステージ3」「プレミアム」を目指すにはビューカードを作ることと、Suicaを入手することが絶対条件になっています。
ビューカードを作り、JREポイントに登録する
JREポイントステージのステージ3以上では、ビューカード(クレジットカード)をJREポイントのマイページに登録することが必須になっています。
ビューカードは、JR東日本グループの株式会社ビューカードが発行するクレジットカードで、ごく一部を除き、年会費が500円以上かかるのが必須のクレジットカードです。一般的には年会費0円のカードが一般的になりつつある中で、500円や1000円もの年会費を払うのは損しているな、と思う方もいるかもしれません。またほぼすべてのカードで、クレジットカードの利用があっても、年会費が0円になることが無いのも特徴の一つです。
ただ例外的に、ビックカメラSuicaカードだけは、年に1回でも利用があれば年会費が0円になるので、年会費を払いたくない人にはこのカード一択になると思います。
ビックカメラでの利用や、JR東日本エリアのエキナカ利用に際しては、他の主なビューカードと大差ないのも特徴です。
上記を踏まえて、ビューカードを作成またはビューカードをお持ちの方は、JREポイントのマイページより「登録カード管理」を開き、ビューカードの登録を行います。
ビューカードを初めて作る場合は、JREポイントのカード番号を登録するプロセスがあるので入会時に登録しておけば、新たに登録する必要はありません。
Suica・モバイルSuicaを作り、JREポイントに登録する
ビューカードが準備できた方には、次にSuicaの登録が必要です。
JR線の区間が含まれているSuicaの定期券をお持ちの方は、それで十分です。
定期券を持っていない方で、券面に名前の記載のあるSuicaを持っている方はそれでも大丈夫です。
iPhoneや、androidスマホでおサイフケータイ機能付きのスマホをお持ちの方は、モバイルSuicaアプリをインストール・登録すれば大丈夫です。
上記のいずれも持っていない、関東圏であってもPASMOしか持っていない方は、JREポイントステージ3以上にアップさせることが出来ません。
JR東日本の主要駅にある、黒色やグレーの多機能券売機を利用し、My Suica(記名式)を購入してください。
名前の登録を行わない、無記名のSuicaカードや、記念発売のSuicaはJREポイントに登録できないので注意してください。
上記を踏まえて、ビューカードの項目と同じように、JREポイントのマイページより「登録カード管理」を開き、Suicaの登録を行います。
カード裏面や、モバイルSuicaアプリに記載のカード番号を間違えないように入力してください。
ステージ3以上は、ポイント使用も必須。ただしまとめて使うのがおトク
ステージ3に上がるためには1000ポイント以上の利用、プレミアムに上がるためには3000ポイント以上の利用が必要です。
利用するポイントは、期間限定ポイントも利用が可能で、JREポイントアプリの「駅ビル等のチェックイン」や「ミニゲーム」などで獲得したポイントも利用が可能です。前述のミニゲームやチェックインで貯めた期間限定ポイントは2~3か月が有効期限、その他のキャンペーン等で獲得した期間限定ポイントは内容により期限が異なります。
JREポイントが貯められる駅ビルや、JREMALLなどで利用が出来、駅ビルなどではポイント利用時にもさらにポイントが貯まります。
ただポイント利用時に貯まるポイントは、支払った金額のポイントと、利用したポイントとで別々に計算されるため、駅ビル利用の場合の主なポイント数である税抜100円ごとに1ポイント(つまり108円支払ごとに1ポイント)を割って、107ポイントを支払った場合は、お買いものカテゴリの加算対象のポイントを逃してしまうことになります。駅ビル等でJREポイントを利用する場合は、期限切れが迫っている場合を除いて、108ポイント以上、かつ108ポイント単位で使用するのをおすすめします。
実はビューカード利用でのお買いものは「お買いものカテゴリ」の対象にならない
別記事『【要注意】JREポイントのステージを上げたい人必見。ルミネで「ルミネカード」利用は「お買いもの」カテゴリに判定されない!?』でも触れていますが、実はビューカードのクレジットカードとしての利用では、お買いものカテゴリの加算対象にならず、「その他カテゴリ」の加算対象になります。
ルミネカードをはじめとしたビューカード系のクレジットカードの入会案内などには、「JREポイントが貯まる」と書かれていますが、これはポイントが貯まることを指していて、買い物で「お買いものカテゴリ」のポイントが貯まる訳ではないのです。まず一つ目の落とし穴がここです。
JREポイントステージのページの下の方に、貯められるカテゴリの一覧があります。
この中で、ビューカードの利用は「その他」に示されています。
日常のお買いものをビューカードで支払っても、駅ビルでビューカードで支払っても、あくまで「その他」カテゴリのポイントが貯まるだけになります。
JREポイントステージのページより引用
【裏ワザ】カード提示と、Suica支払のポイントの両方が貯まるお店もある
JREポイントステージの「お買いものカテゴリ」には、Suica利用で貯める店舗と、ポイントカードの提示で貯める店舗での利用がメインになりますが、この2つを両方貯められる店舗が一部存在します。
Suica利用で貯める場合と、JREポイントカードの提示で貯められる店舗は公式サイトには下記のような表示がされています。
確認できたのはグランスタと、エキュートになりますが、いずれの店舗でもSuica支払時にポイントカードの提示を行うことで、両方のポイントが貯められました(ただ例外があるかもしれませんので断言は難しいです)

一部を除き税込200円ごとに1ポイントが貯まる
一部店舗で税込100円ごとに1ポイントが貯まる
※後者は自動販売機やJEXER(スポーツジム)などごく一部に限られます

上記マークおよび一覧は、JREポイントの公式より引用
なお試していないのですが、ルミネでの利用については、Suicaの利用の際はSuicaのポイントが加算されポイント加算の対象にならないような記述があるため、二重取りの特典は対象にならない可能性があります。なかなか試す機会が無かったので、貯まった、貯まらなかったなどの実績があれば、コメントで教えていただけるとありがたいです。
例えば、「エキュート品川」の「こねり」さんで2,592円分の買い物をした時の履歴が下記になります。
JREポイントカード(クレジットカードやポイントカード)またはJREポイントアプリの提示で、下の24ポイント分が貯まります。エキュートの場合、税抜100円ごとに1ポイント →つまり108円ごとに1ポイントが貯まります。今回は2,592円なのでちょうど108円ごとで24ポイントが貯まりました。
さらにその決済をSuicaで支払うと、200円ごとに1ポイントなので12ポイントが加算され、2,592円の決済に対して32ポイントが貯められました。
どちらも「お買いものカテゴリ」の対象になるので、あと数100ポイント必要な場合などは効果的に利用可能かと思います。

JREポイントのマイページより。(一部履歴を加工しています)
まとめ
残り少ない期間を使って、お買いものカテゴリの対象のお買い物をするのは非常に大変だと思います。他の方も紹介していますが、JREMALLの利用が効果的な場面は多いですが、エキナカのほうが魅力的な商品が多いのも事実です。
ポイントの特性を知りながら貯めるのは難しいことも多いですが、お買いものカテゴリの対象の買い物を確認して、効率よく貯めていくしかないため、この記事が少しでもお役に立てればありがたいです。
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